ほっぺたのたるみサインと改善策
ほっぺたのたるみも肌の老化のサインですね。
昔は年齢より若く見られていたのに、最近は年齢相応に見られるようになったという人は、ほっぺたのたるみを見られているのかも知れません。
気になる人は鏡に次の二つの顔を写してみて下さい。 一つは仰向けに寝ているときの顔、もう一つは普通に立っている時の顔で、立っている時の顔が老けているようなら、頬がたるんでいる目安です。
他にも目の下の涙袋のラインが目立って来ているとか、ほっぺたを指で押してみて、元にすぐ戻るかどうかとか、朝起きた時に頬に枕の跡がつきやすくなったとか、鼻の両側の頬の毛穴が目立ってきたということもあります。
頬のたるみは下へ下がろうとする重力が原因になっています。 若い時は重力に負けない肌のハリがあるのでたるんだりしませんが、加齢によってハリが失われ、たるんでしまいます。
重力に負けない皮膚を作るために必要なのは、コラーゲンと筋肉です。 コラーゲンは紫外線や質の良くないスキンケア商品など外部からの影響、ストレスや疲労など内部からの影響によって壊れやすく、再生しにくいのです。
頬の筋肉は表情筋の一部で、やはり年齢によって衰えるので、他の部位と同じように筋肉が衰えない生活習慣やトレーニングで、表情筋を維持してたるまないようにする必要があります。
頬のたるみ対策には他の部位と同様にマッサージが有効ですが、ポイントはマッサージの向きと力加減です。 内側から外側へ、下から上へ持ち上げるようにマッサージするのが基本です。
頬の下部は小さくらせんを描いて顎から耳の下に向けて、頬の中央部は小さくらせんを描いて口角から耳の中心に向けて、頬の上部は小さくらせんを描いて小鼻からこめかみに向けて、やさしく撫でるようにマッサージします。 ゴシゴシ擦ったり、肌を引っ張るように余分な力を入れたりすると新たにたるみやシワを作ってしまいます。
余分な力が入らないようにするコツは、薬指だけを使ってマッサージすることで、薬指で頬を撫でるようにするとちょうど良い力加減になりますし、マッサージクリームを使用しても指が滑りやすくなります。 ファンデーションを塗る時、クレンジングの時もマッサージの向きと力加減を意識してみて下さい。