ほうれい線予防マスクはニキビに注意
シワは加齢によるお肌の老化、紫外線や乾燥による肌のダメージが原因であることが多いので、シワとニキビとはあまり関係がないと思いがちですが、そうでもありません。
特に若い女性はまだ皮脂の分泌がさかんで、まだシワにはなっていなくても、皮脂や老廃物の分泌が多いほうれい線辺りにニキビができやすいということがあります。
くっきりほうれい線が出ている場合、スキンケアが十分にできていなくて、ニキビの悪化や再発を繰り返すことになるようです。 この場合は身体の内側と外側からスキンケアを考える必要がありますね。
ほうれい線予防のために使用するアイテムで肌トラブルを招くこともあります。 シワ対策には保湿をすることが大切で、乾燥から肌を守るためにマスクを使用する方法があります。
しかし、マスク使用は向き不向きがあるようで、すでに肌トラブルを抱えている人、肌トラブルを起こしやすい人は注意する必要があります。 マスクをするとマスク内が蒸れた状態になり、肌の刺激もあります。
蒸れた状態になると空気中の細菌や、自分の肌の細菌、マスクについていた細菌が蒸れることで増え、ニキビなど肌トラブルを悪化させます。 蒸れた状態では汗を掻きやすくなり、自分の皮脂も混ざってマスク内は清潔な状態でなくなることも悪化の要因になります。
肌の刺激とはマスクをすることで肌に摩擦が加わることです。 マスクをしていれば、必ず肌にマスクが触れているので、肌に刺激を与え、刺激から肌を守ろうと普段より多く皮脂が分泌され、これも悪化の要因です。
また、肌が擦れた状態になると、肌の角質が刺激されて、今度は乾燥が進みます。 肌の乾燥で角質層が厚くなり、毛穴がふさがり、毛穴から分泌されている皮脂が出にくくなり、雑菌が繁殖して症状を悪化させてしまいます。
つまり、マスクを使用することで肌に刺激を与え、皮脂バランスを崩してしまうわけです。 皮脂が多すぎても、乾燥が進みすぎても肌トラブルの原因になるので、マスク使用は良くないかと言うと、2つの点に注意すれば、肌荒れの予防になります。
1つは清潔にすることで、もう1つは刺激をできるだけ減らすことです。 使い捨てマスクをにし、刺激を減らすため、顔の輪郭に合うものを選んで下さい。
