つまむだけのパンスモンマッサージ
美容マッサージには様々なものがあります。
ローラーを使って顔の表情筋を刺激するものや、顔ヨガのように様々な表情を使って顔全体の筋肉を柔らかくするなど。
表情筋を刺激することで顔のしわやたるみ、ハリまで戻ってくるものも多く、フェイスマッサージは近年とても話題になっています。 今回は美容マッサージの中の「パンスモンマッサージ」というものをご紹介します。
パンスモンマッサージとは
フランス発のマッサージ方法で、和訳すると「つまむだけマッサージ」といいます。 近年話題になっている顔つまみマッサージの事なのです。
なぜつまむだけでマッサージになるの?
しわ等の肌のトラブルを解決するのに一番必要なことは、異物を外に出してあげることです。 異物とは皮脂汚れや汗、古い角質などの老廃物、毛穴に詰まっているホコリや小さなゴミ、落としきれなかった化粧品などの事です。毎日の洗顔だけではこれらは完全には外に追い出しきれません。 まず肌を柔らかくして血行をよくし、皮膚や皮下の表情筋に刺激を与える必要があります。 つまんで顔全体に刺激を与えることで、硬くなってしまっていた皮膚を蘇らせ活性化させます。
硬い皮膚の上からただ上から美容オイルなどを塗るだけでは、オイルは殆どなかに浸透していません。 一度顔の肌を柔らかくしてから塗ると、硬かった頃と比べるととても良く浸透し、効果も上がります。
刺激を与えるという点では効果は美顔ローラー等と同じですが、パンスモンマッサージは低コストでピンポイントに、また短時間で行うことができます。
やりかたは?
ただ顔をつまむだけですが、このマッサージはついつい力を入れて引っ張ってしまいがちです。 肌を摩るとつまむとの中間くらいの力というとわかり易いでしょうか?あぶらとり紙をしわを入れずにつまみ取るような感じの優しいタッチでつまんでください。 皮膚というのはとても破れやすいのです。 破れるというと出血等を思いがちですがそうではなく、一番上の表皮が裂けるという意味です。
力を入れてつまむと一番上にある表皮が裂け、まだ外にでる準備が出来ていない皮膚が表に出てきます。 準備が出来ていない肌というのは、表皮よりも紫外線や熱に弱くしみやソバカスの原因になります。 ですからパンスモンマッサージをするときは、優しくつまむことがポイントになってきます。