アイクリームはほうれい線に効果があるのか
アイクリームとは目元専用のクリームです。
もちろん顔全体に使っても問題はありません。
目元に必要な保湿や小じわ等に対して効果のある成分を多く含んだ美容液のことを指します。
クリームとの違いは、顔全体に使えるかどうかと、美容液とクリームの違いです。
クリームの場合は乾燥肌用の保湿に特化したものやハリに特化したものなど、肌全体のトラブルに対して効果があります。 アイクリームの場合は目元のシワや乾燥など、目の周りのケアに特化したものになります。 目元は肌の中で最も皮膚が薄い部分です。
なので、他のどの部分よりも敏感でアレルギーやシワが起こりやすい部分でもあります。 顔の他の部分のシワと違い目元のシワは乾燥や加齢、たるみなど様々な要因から出てきます。 かといって、アイクリーム自体がほかのクリームよりも優れているかというとそうではなく、成分も対して違いがありません。
ほうれい線やしわ、たるみや乾燥など肌のトラブルは様々あります。 その中で最も大きなものは紫外線によるシミ・そばかすと乾燥が挙げられてきます。 アイクリームの場合、残念なことに日焼け止めの成分は殆ど入っていないので、紫外線対策は殆どできません。
紫外線によるメラニンの増加や乾燥の対策には通常のクリームや美容液の方が効果を出すというのが現状です。 紫外線で最も手こずるのは出来てしまった黒ずみに対するケアです。 黒ずみとはメラニンが固着し皮膚が黒味を帯びた部分をさします。
目元は皮膚が薄いので特に起こりやすい現象ですが、日焼け度目の成分の入っていないアイクリームには黒ずみの対策はできません。
既に黒ずんでしまっている場合でも、さらに日焼けを防ぎながら固着しているメラニンをはがし、肌を活性化させる必要があるので役不足になります。
乾燥によって目立ってくるしわやほうれい線に対しても、ほかのクリームと含まれている成分と変わらないのでアイクリームでも対処はできます。
しかしそれなら通常のクリームの方が値段も安く、乾燥肌やシワ、ほうれい線など様々な対策別に分かれているものもあります。
また、コラーゲンやヒアルロン酸などを配合されているものも多く、表面だけではなく皮下の真皮から細胞の働きを促進させるなど、効果も変わりません。