部分別のしわのでき方
しわといっても一言では言えないように、様々な箇所にできますし、その要因も実は様々です。
乾燥や紫外線が大敵なのには変わりがありませんが、それ以外にも要因はあります。
それは、老化による筋肉の衰えからくるものがあり、皮膚を支える筋肉が弱まると自然と皮膚はたるみを生じてきます。 結果それがしわへと繋がる要因にもなっており、部分別に見ると筋肉等が主な要因になっている箇所もあるのです。
でき方としては、顔には表情筋という筋肉がありますが、これらも弱まるとたるみの原因になります。 しかし、紫外線を浴びると真皮のコラーゲン線維や、線維芽細胞へのダメージを与えるので結果良くありません。
顔でもおでこは前頭筋が関係しているので、コンタクトレンズをしている人や、よく目をこすってしまう人には良くありません。 ストレスを抱える人が多いのは、眉間のしわですが、筋肉を動かす事でつきやすく、また印象も良くありません。
他にも首などはあご下の首にある広頸筋が関係しており、これが縮んだりする事や筋肉が弱まる事が要因です。 朝起き上がる時に自然と力が入ってしまう場所であり、高さの合っていない高い枕を使用している人はその分深くしわができてしまいます。
意外なところで枕が出てきましたが、枕って柔らかいものや硬いもの等様々ですが、自分に合うものを探すのもこの機会にどうでしょうか? 首への負担を軽減するのにも良いですし、良い睡眠をとる事にも繋がります。
しわのでき方には、紫外線や乾燥、もちろん老化というのもありますが、全ては真皮で起こっている事は同じです。 真皮内でのヒアルロン酸、コラーゲン線維の低下や線維芽細胞の破壊等は起こっていきます。
それを紫外線が要因であり、乾燥がさらに悪化させる、その上老化での筋肉の衰えは全て関係があるのです。 でき方を知った上で少しでも改善、予防をしていきたいものですが、何から始めれば良いのかわかりませんという人もいます。
すでにスキンケアや保湿はきちんとしているなら、マッサージ等をプラスする事です。 表情筋からできやすくなるのであれば、その表情筋を鍛えるという方向へ考えるのです。 お肌は傷つきやすい部分もありますから、優しく毎日マッサージをするだけでも変わってきます。