痔の薬がしわに効果あり
しわにどのように対策していくか考えて、結果スキンケアや整形になるのかと悩む人がいます。
様々な改善方法や予防の中で、一時期アメリカのハリウッドスターの中で人気があったのが、痔の薬を塗るというものなんです。
痔の薬でしわを改善できるわけないと思うでしょうし、まさか顔に塗るなんて！と思う人が多いでしょう。 しかし、実際に日本でもされている人がいたので、メディアでも取り上げられた事もあり、知っている人はいるでしょう。
様々な薬が出ていますが、ほとんどの薬には同じような成分が含まれています。 実は痔の薬の成分には、セシリンという成分が含まれていますが、これは保湿や紫外線からの保護の効果があり、コラーゲンの減少を抑えてくれます。
乾燥しやすい肌の部分にも保湿してくれて、紫外線からも守ってくれる事により真皮へのダメージを防ぐ事が出来ます。 結果、保湿効果は高まり肌のハリにも効果があるので、セシリンという成分は嬉しい効果があります。
そして次に含まれるのが、酢酸トコフェロールという成分ですが、これは水に溶けやすい性質を持ち、油には溶けにくいという事で化粧品等には多く使われています。 抗酸化作用に優れているので、お肌の活性化に繋がり、健康的なお肌へ導いてくれます。
他にもアラントインという抗アレルギー成分が入っており、健康なお肌をつくるはたらきをしてくれます。 これはアレルギー体質や肌荒れしやすい人、敏感肌の人には嬉しい成分です。
しかし、効果ある嬉しい成分ばかりではないですし、しわの改善薬でなく、痔の薬であり、もちろん危険性が含まれています。 危険性がなければ、もっとメディアで紹介されているでしょうし、世の中に浸透しているはずです。 ではなぜそうならなかったのか、もう一つの主な成分とその副作用が考えられるからです。
それはほとんどの痔の薬には成分の中に、ステロイドという強力な成分が入っている事です。 肌が炎症を起こすとステロイド剤を薬として出されることがありますが、ステロイドには炎症を早く抑えるはたらきがあるからです。
しかし、強力な成分だけに副作用が出ることもありますので、長期の使用は絶対に避けるべきです。 肌が赤くなったり、色素沈着をして黒ずんだりする事もあるという事を覚えておいてください。
