白目のしわが気になることはありませんか
最近やたら目が乾く、逆にすぐ涙目になるということはありませんか。
特に目が乾く人の場合、パソコンやエアコン、コンタクトレンズによるドライアイの可能性もあります。
ただし、念のため白目にしわがないかよく見てください。
人間は年齢と共に、肌と同様白目にもしわが出来ます。 目の皮のハリがなくなった様子がこのように見えるのです。
白目の表面は、結膜で覆われています。 まばたきをすると眼の動きに引っ張られて結膜が伸び縮みするのですが、年齢と共に結膜が緩み表面から剥がれてしまうのです。 この状態を結膜弛緩症と呼びます。
結膜弛緩症が進行すると、目の下の部分がたるんできます。 このたるみが、ドライアイと同じような症状を引き起こすのです。
白目のしわは早い人であれば三十代からでき始めます。 六十代にもなると、多くの人に見られ珍しいものではなくなります。
結膜弛緩症になると本来涙が貯まるはずの部分に皮が集まるため、目が乾きやすくなります。 おまけに皮が目に触れて、ごろごろした感覚がつきまといます。 目とまぶたが擦れて出血が起こることもあるので、気になるときは早めに病院へ行きましょう。
白目にしわを作らないコツは、肌と同様に目にも常に潤いを与えてあげることです。 仕事などで長時間パソコン前で作業を行うときは、時々休憩を入れてください。 休憩中に携帯など使っていたら、余計に目が乾燥します。
エアコンからの風を避けるのも大切ですが、それ以上にまばたきは重要です。 まばたきは目の中に入ったゴミを取り去るだけでなく、水分補給という役割を持っています。
疲れてきたら意識的にまばたきを増やすことで、目を健康に保つことができるのです。 もちろん、休める状態なら目を休めるのが一番ですよ。