ほうれい線ができにくい笑い方
いつも笑顔を絶やさない女性はステキですね。
ただ、年齢とともに気になるのが「笑いジワ」で、同じ笑顔の表情でもシワができる笑い方と、シワになりにくい笑い方があります。
目尻のシワだけでなく、口の周りのほうれい線がはっきり目立つようになる可能性があります。 ほうれい線ができやすいのは口を大きく開けて「あはは」と笑う笑い方です。
周りから見て、とても楽しく笑っている印象がありますし、心の底から笑っているようで、周りの人もつい笑顔になりそうですが、一番シワができやすいのです。 いつも口を大きく開けた笑いを続けていると、シワが刻まれやすくなります。
また、逆に笑いジワを気にするあまり、口角を上げずに唇を横に引くようにして笑うのも良くありません。 口角周辺の筋力が低下するのでほうれい線がくっきりと出やすくなります。
では、シワができないようにするにはどうすれば良いかというと、ひとことで言えば上品に笑うことです。 女優さんの笑い方を思い浮かべるとイメージしやすいと思いますが、ちょっと微笑むように「おほほ」と笑う感じです。
シワが目立つ笑顔は「イ」と発音するような口の形になっていると思いますが、シワが目立たない笑顔は「エ」と発音するような口の形にします。 ポイントは上唇挙筋(じょうしんきょきん)という表情筋で、上唇を引き上げる働きをし、目の下から唇まで繋がっています。
上唇挙筋を意識して笑顔を作るようにすると、目の下にシワができにくく、目袋がふっくらと若々しい印象になります。
TVに出演している女優さんやタレントさんは、前歯がしっかり見えるように話していることが多いです。 笑顔を印象づける話し方で、観ている方も自然と笑顔になります。
笑い方だけでなく、話すときも上唇挙筋を意識して前歯を少し見せるようにして話すと印象がかなり変わります。 女優スマイルトレーニングを紹介すると、指で頬の肉を持ち上げ、押すようにして小さくスライドさせながら、上方向に移動する動作を左右3回ずつ行います。
次に両方の人差し指と中指を小鼻の横からほうれい線の上にある骨に当て、押さえて少し持ち上げながら、「エ」「オ」と口を開く動作を30回繰り返すと、上唇挙筋の伸縮運動ができます。