顔にできる年輪のようなしわを作らない
顔にできるしわは年輪だという意見があります。
男性は納得する人もいるでしょうが、女性はやはりいつまでも若々しくありたいと思う人が多いので、年輪は少ない方が良いと思うのではないでしょうか。
それでせっせと顔のお手入れはするのですが、怠りがちなのが首のお手入れでこれははっきり年輪のようにくっきり見えてしまいます。 首にできる原因は他の部位と同様に、乾燥、加齢、日常生活のクセが大きな要因になっています。
特に首は3つの要因の影響が強く現れ、その中でも日常生活のクセの影響を受けやすいのです。 枕が合わないという理由はよく知られていますが、眠っている時は寝返りを打つので常に同じ方向を向いている訳ではありません。
他に同じ体勢を続ける動作として、スマホやタブレット、携帯ゲーム器の操作や読書をする時の姿勢があります。 スマホは他の動作より一回の操作が短時間なので、意外に思うかも知れませんが、短時間の蓄積が原因になりやすいのです。
いつもより長めに操作したら、首からフェイスラインに向けてマッサージしておくと、むくみやたるみの予防になります。 また、首にボディ用保湿液を使用することが少ないのも影響しています。
入浴後や洗顔後につける顔用の美容液や、デコルテケアなどに使用するボディ用化粧水を首まで伸ばして、乾燥を防ぐようにしてあげましょう。 あと、健康的なダイエットをすれば、首の皮膚のたるみが減るので、年輪のようなしわを作りにくくなります。
美容面ではマイナスイメージしかないしわですが、医療従事者からはこんなコメントもあります。 自分は看護師の仕事柄、患者さんの手に触れたりする機会が多いが、その人の人生や苦労までが現れているような人の手がとても好きだったそうです。
あるTV番組に長寿で有名になった蟹江ぎんさんの娘4姉妹が出演されていて、ある女優さんから「顔のしわが気になって治すべきか、このままにするか悩んでいる」と相談され、「年輪だからいじりなさんな」とアドバイスされていて、人生の大先輩の言葉には重みがあると感じたそうです。 そう言えば、駐日大使のキャロライン・ケネディさんは年齢相応のしわを隠さず、かえって男性に好評のようですね。
