ほうれい線を作りやすい生活習慣に変える
年齢を重ねていくと、ふと鏡を見たときに、「あれ、こんなにたるんでいたっけ?」と落ち込むことは誰しもあると思います。
同じ年齢の人でもたるみの程度や、たるみやすい場所には個人差が出てきます。
「ほうれい線は深いけど、額は大丈夫」「目尻にしわはないけどマリオネットラインはある・・」というような感じでお悩みも色々です。
この個人差が出てしまう原因というのは、生活習慣やお手入れの仕方、皮下脂肪の付き方や表情筋のおとろえなど、様々な要因がありますが、骨格もその一つとされています。
骨格や、加えて言うなら目鼻立ちなどの顔のつくりが「たるみが出来やすい場所」に影響を与えているのです。 ほうれい線は、特に口角から輪郭までが細い人、アゴが細い人、面長な人、垂れ目気味な人に出来やすいとされています。
また、体の方では内巻き肩の人はほうれい線が出来やすいです。 内巻き肩とは、自然に立った姿勢で、両手が真横にこないで、身体の前に来てしまうような状態のことを言います。
このような姿勢だと、どうしても顔が下向きになりやすく、頬が垂れてしまって、ほうれい線が出来やすいと言われているのです。
内巻き肩は、長時間のデスクワークなどが主な原因とされています。 デスクワークの姿勢が、どうしても肩を内側によせるよう恰好になってしまうからですね。
内巻き肩は、ほうれい線だけでなく、代謝を悪くする、プロポーションを悪くする、肩こりの原因になる、などのデメリットがあります。 意識して姿勢を良くするようにしたり、ストレッチをするなどして改善するようにしましょう。
他の顔のパーツのたるみと、骨格の関係としては、額のしわは、額が狭く、目がキレ長な人が出来やすいと言われています。 二重で目が大きいひとは、目元や頬に年齢が出やすいとされていて、特に上まぶたのくぼみが出来やすいとされています。
顔幅が広めな人は、フェイスラインがたるみやすい傾向がありますので、表情筋を鍛えるエクササイズなどを取り入れるのもおすすめです。 たるみがどの部分に出るかは、複雑な要因が絡み合っていますので、一概に「この骨格・顔立ちだからこうなる」という事ではありません。
ただ自分の顔に出来やすいしわ・たるみを知っておくと、たるみを作りやすい生活習慣を変えたり、予防的にお手入れも出来ます。 是非、参考にしてみてください。