ほうれい線が出来てしまう原因と除去法
いつのまにかたるんでしまったフェイスランは、ひょっとしたら「しわ」以上に年齢を感じさせてしまうものかもしれませんね。
たるみというのは、加齢により真皮層の弾力が低下し、皮ふを引き上げる力が弱まることが一因と言われています。
また、表情筋のおとろえもたるみの原因となります。 ほうれい線が深くなる原因は、このたるみとしわが一緒に発生してしまうからとも言われていますね。
また、ほうれい線が目立ってしまう原因は、顔の中央・鼻や口のあたりは骨で支えられているため下がりにくいというのがあります。 支えのない頬の部分は、筋肉やコラーゲン層がゆるむことでどうしても加齢とともに下がっていきます。
この「下がらない顔の中央部分」と「下がってしまう頬の部分」が、よりコントラストを強くして、ほうれい線を目立たせてしまっているのです。
このように、構造上、どうしてもほうれい線は出来やすいものですので、乾燥を防ぐお手入れや、顔の土台となる表情筋を鍛えるなどの防衛策をするのがおすすめです。
もともと口の周りも、目の周りと同じように皮ふが薄く、皮脂腺も少ない、乾燥がすすみやすい場所です。 口元の乾燥はしわを招き、たるみと合わさることでよりほうれい線を深刻にしてしまいます。
口元の乾燥が気になる時は、通常の保湿ケアのあとにクリームなどを少量、優しく口周りに塗るようにしましょう。 ネロリなど、アンチエイジング効果のあるエッセンシャルオイルをお手入れに取り入れるのもおススメです。
ちなみにネロリは、昔から「若返りのネロリ」とも呼ばれ、肌の弾力を回復し、しみやたるみを防いでくれる効果もあります。 保湿ケア後にマスクをして寝れば、スチーム効果でより効果的に口周りのスキンケアが出来ます。
「深くなったほうれい線がどうしても気になる!徹底的に除去したい!」という方には美容皮膚科でケアを受けるという方法もあります。 レーザー治療や、ヒアルロン酸注入などといった治療がよくほうれい線の除去のために用いられます。
ただし、「ヒアルロン酸の注入場所がよくなかった為に、除去どころか余計にほうれい線が目立つことになってしまった」といったトラブルも中にはありますので、お医者さん選びは必ず慎重に行ってください。