ほうれい線の下に注入する物質とは
ほうれい線は、早い人で20代くらいから気になる人がいるようです。
なかには、中学生や高校生でもほうれい線で悩んでいる人がいます。
ほうれい線が出る一番の原因は、加齢による皮膚のたるみといわれていますが、顔にある表情筋という筋肉の力が衰えると、やはり皮膚がたるんでくるので、若くてもほうれい線が出る人がいます。
シワやシミはスキンケアやマッサージで、ある程度解消することが出来るのですが、ほうれい線は皮膚のたるみを改善しない限りは解消することができません。
スキンケアやマッサージで、たるんでしまった皮膚を引っ張り上げることはほぼ不可能なので、表情筋を鍛えるか、美容クリニックで皮膚を引っ張り上げる治療を受けるというのが改善策になります。
美容クリニックでは、たるんでしまった皮膚の余分なところを切り取って引っ張り上げるリフトアップ手術の他に、表紙の死体注射で効果のある成分を入れて、肌の凹みを内側から膨らませるという方法があります。
リフトアップ手術は新たに加齢によるたるみが出ない限り、半永久的に効果が持続する方法ですが、金額が高い上に顔にメスを入れるのに抵抗がある人が多く、気軽にできるというものではありません。
それに対し、表皮の下に効果のある成分を注入する方法は注射を打つだけなので、痛みも少なく入院する必要もないため、気軽にできるプチ整形として人気があります。
表皮の下に注入する成分は、いろいろあります。 一番有名なのはヒアルロン酸です。 ヒアルロン酸はもともと体内にある成分のため、体の中に入れてもアレルギーや拒否反応が出ることがなく、安全です。
ボトックスやコラーゲンを注入する方法もありますが、ボトックスは筋肉の動きを止めたり、弱めたりする効果があるものなので、無表情の時にできる深いシワにはあまり効果がありません。 また、コラーゲンは体質によってはアレルギー反応が出る可能性があるので、万人向きではありません。
一番安全性の高い成分として、最近行われ始めたのが自分の皮下脂肪から抽出した脂肪を注入する方法です。 自分の脂肪なので、安全性が一番高いと言われています。
注射で成分を注入する方法は、成分や体質によって多少の差がありますが、時間が経つと体内に吸収されてしまうので、長期間効果が持続しないというのが難点でした。 しかし、脂肪の場合は表皮の下に定着するため、半永久的に効果が持続します。
