猫背がお腹のしわの原因になる
顔のしわで悩んでいる女性は多いと思いますが、意外なことに男女にかかわらず、お腹にしわができて悩んでいる人も多くいます。
顔はメイクなどである程度カバーすることができますが、お腹はなかなかカバーすることができません。
お腹にしわが出来る原因は様々です。 例えばダイエットが原因の場合があります。 それまで脂肪が詰まってピンと張っていたお腹の皮膚が、痩せることによって空気が抜けた風船のように、たるんでしまうのです。
辛いダイエットに耐えて、やっと痩せたと思っても皮膚がたるんでしまって醜い線が入っていては、恥ずかしくて水着姿になることができなくなってしまいます。 逆に、太り過ぎが原因の場合もあります。 脂肪が増えすぎて二段、三段腹になってしまうとそれぞれの線の部分が深くなっていってしまいます。
意外なことに、猫背が原因になることもあります。 背中が曲がればそのぶん前側の皮膚に線が入ります。 猫背が原因の場合は、痩せている人でも線が出ます。 姿勢を直さないと常に線が入った状態になってしまうので、入ってしまった線はどんどん深くなっていってしまいます。
猫背は顔の皮膚にも影響を与えます。 猫背であごを出してデスクワークをしていると、顔の筋肉がどんどんたるんでくるのです。 顔の筋肉は、首から背中にかけての筋肉と繋がっています。 そのため、背中の筋肉が曲がっていると顔までの筋肉のバランスが崩れてしまいます。
背中が曲がると顔が下を向いてしまうため、自然と顎を前に突き出して前を向こうとします。 すると、頭の後ろの筋肉が縮んで、後頭部の方向に引っ張られるため、今度は首の前の筋肉が下の方向に引っ張られます。
首の前の筋肉は顔の前面の筋肉が繋がっていますので、首の前の筋肉が下に引っ張られることにより、顔の前の筋肉全体も下に向かって引っ張られ、それが原因で頬のたるみやほうれい線が出るといった状態になります。
このように、猫背は体全体をたるませてしまう原因となるため、毎日意識して姿勢を直すようにしましょう。 そのためには、背筋・腹筋を鍛えるのが効果的です。
特に背筋を鍛えるとぽっこりお腹を解消することもできるのでおすすめです。 うつぶせに寝て、両手両足を上にあげて3秒ほどキープするだけでも、背筋を鍛えることができます。