年齢とともに目立ち始める目尻のしわの原因や予防法
年齢とともに目立ち始める目尻のしわ…。
年のせいだからと諦めてしまっては、どんどん増えて深くなっていくばかりです。
しわが増えて深くなっていってしまうと、実際の年齢よりも老けてみられがちです。
原因や予防法、そして解消法を知ることによって、どんどん改善していくことができます。 まず一番大きな原因は、やはり加齢です。 赤ちゃんの肌はハリがあってみずみずしいように、年齢とともに肌は老化が進んでいって、血の巡りや新陳代謝が悪くなっていきます。
また、肌を上に引き上げるスプリングのような役割をはたしているものに、コラーゲンがあります。 コラーゲンは肌の奥深くにある「真皮」という部分で生成されているのですが、これが年齢とともに不足してきてしまうのです。
加齢による原因の他に、乾燥もあります。 肌が乾燥してしまうと、肌の表面にある「角質層」が破壊されて乾燥肌になってしまいます。 乾燥による角質層の破壊も加齢が関係してきます。
若いころは角質層が破壊されても、すぐに再生する能力があるのですが、加齢とともにこの再生能力も衰えてきます。 このほか、表情が乏しかったり、生活のリズムが不規則であったりすることもしわの原因になります。
また、紫外線も大きな原因になります。 紫外線を多く浴びてしまうと、乾燥と同じで肌の角質層が破壊されてしまいます。 これらは、年齢には関係ないので20代や30代前半の人でも注意していかなくてはいけません。
予防としてはまず、乾燥を防ぐことです。 しっかり保湿をしているのに、いつも肌が乾燥しているという場合は、間違った保湿をしている可能性があります。
洗顔後、化粧水をたっぷりつけても、そのままにしておくとせっかくの化粧水もどんどん蒸発していってしまいます。 そこで、化粧水をたっぷりつけたら、必ずクリームや美容液を上から塗るようにしましょう。
水分を与えられた肌は、クリームや美容液を塗ることによって、蓋をされた状態になるので、水分の蒸発を抑えることができます。 日焼けに対する対策をしっかりすることも、大切な対策になります。
できてしまったしわには、マッサージが一番有効です。 マッサージをするときには、必ずクリームやローションを使って、肌のすべりをよくしておきます。 クリームなどは両手にしっかりなじませて、目尻に優しくつけていくようにします。
目尻は顔の中でも特にデリケートな部分なので、ゴシゴシこすったりせず、肌に負担をかけないようにしましょう。 目の上は目頭から目尻に、目の下は目尻から目頭に向かって、指の腹をつかってマッサージしていきます。