ほうれい線とゴルゴ線は違う|顔のしわ取り化粧品の口コミランキング

ほうれい線とゴルゴ線は違う

ほうれい線とは、小鼻の脇から口の端にかけてのびる線のこと。 一部では「ゴルゴ線」なんて呼ばれ方もしていますが、この由来はマンガ「ゴルゴ13」の主人公・デューク東郷の顔にある線からきています。

 

ただし厳密には、デューク東郷の顔にあるのは目頭から頬の中央にかけてのびている線・ミッドチークラインなので、ほうれい線とは別の物です。 目頭から、八の字を描いて頬骨を45度の横切るのが、ゴルゴ線ことミッドチークラインです。

 

このゴルゴ線が出来てしまう原因は、乾燥や、表情筋の衰えや、加齢による皮下組織の減少、皮下脂肪の下垂などが挙げられます。 上記のような状態がすすむと、下まぶたや頬にハリがなくなり、頬がくぼんで、ラインが形成されてしまうわけです。

 

特に、垂れ目気味の方や、瞳から鼻の下の距離が長い方に出来やすいとされています。 また、視神経の疲労もゴルゴ線の原因となります。 パソコンやスマホなどの長時間使用でも、目尻やこめかみ、鼻のつけね辺り一帯に疲労が溜まってしまいます。

 

こういった状態が続くと、筋肉を固くしコリを生じさせ、リンパの流れも滞ることで、肌の弾力がなくなり、柔らかい頬との差が生まれ、ラインが出来てしまいます。

 

特に若い方で、このラインが出来てしまっている方はまずは目の疲れを疑ってみると良いかもしれません。 目を酷使する機会の多い現代ですが、目の疲れを感じたら放置せずに、休息・睡眠をとって目を休ませるようにしましょう。

 

ちなみにほうれい線が出来る原因も、表情筋の衰えや皮下脂肪の下垂など、多くの点でゴルゴ線と類似しています(視神経の疲れの影響は、位置的にゴルゴ線の方が大きく影響を受けると思いますが)。

 

顔にどのラインが出来てしまいやすいかは、顔の構造や皮下脂肪の付き方など、個人による差が大きいです。 ちなみにほうれい線は、どちらかと言うとあごの細い方、面長の顔の方が目立ちやすいとされています。

 

お顔の全体的なお手入れはもちろん大切ですが、自分の顔の構造を知り、予防的なケアをすることも大切です。 自分の状態やタイプに合わせて、表情筋を鍛えるエクササイズを取り入れるのも良いでしょう。

 

また、ラインが出来てしまった初期段階で気づいてお手入れをすれば、ケアの効果もあがりますね。 「見て見ぬふり」をしてしまうのは、将来のためにも避けたいものです。