どくだみを使って自宅で簡単に作れる化粧水
どくだみと言えば、日本中のどこにも生えている生薬ですが、その効果についてはどれだけの人が知っているのでしょうか。
たとえば、アウトドアで虫に刺されたときに、すぐに生のどくだみの葉っぱを擦り付けるとかゆみや痛みに悩まされることはありません。
これはどくだみの持つ抗菌作用と抗炎症作用によるものです。 同じようにニキビや肌荒れ、アトピーにも有効とされています。 どくだみは、その独特の臭いから、なかなか好んで扱う人はいないかもしれません。
しかし、薬だと思って使う分には、天然の成分ですから安心かもしれませんね。 また、もしかしたらご自宅の庭を見回してみたら、生えているかもしれません。 それだけ身近な生薬なのです。
多くの人は、どくだみの乾燥した葉を使ってお茶を作って飲みます。 体の中からキレイを目指すことができるので、肌のトラブルで悩んでいる人のほかにも、便秘などの体のトラブルで悩んでいる人も愛飲しているようです。
しかし、ここでは、どくだみを使って自宅で簡単に作れる化粧水について見てみましょう。 どくだみは、肌に直接擦り付けて殺菌効果や抗炎症作用が得られるわけですから、それを化粧水にしても効果はあるといえるでしょう。
どくだみ化粧水の効果は、ニキビやアトピーのほかにも、しわやしみでも期待されています。 しみやしわで悩んでいる人は、さまざまな化粧水を試しているとは思いますが、天然成分で作った自家製の化粧水を試してみるのも良いかもしれません。
自家製化粧水は、どくだみの葉をすりつぶしたものを、ホワイトリカーに漬け込んでしばらく冷暗所に置いておくことで簡単に作ることができます。 初めて肌につけるときは、顔などの目立つところではなく、腕などでパッチテストを必ず行いましょう。
天然成分によって肌に炎症が起きてしまうことがあるからです。 また、アルコールを使いたくないと言う人もいると思いますが、そういう人は、どくだみの乾燥葉を水で煮だすことで化粧水を作ることができます。
アルコールを使わないので、長期間の保存には向かず、だいたい5日から1週間で使いきれる量ずつをこまめに作る必要があります。 ただ、効果については、アルコールを使ったものと同じように抗菌作用や抗炎症作用、しみやしわの解消を期待できます。
