ほうれい線にヒアルロン酸を注入する
男性でも女性でもほうれい線が気になりだすと、鏡を見るたびに嫌という程、気にしてしまいますよね。
表情筋のエクササイズや日々のスキンケアでは、多少変化しているかもしれませんが、目に見えて、すぐに効果が現れないため、モチベーションが保てずに継続を断念してしまうことだってありますよね。
そんな悩みを簡単に解決する方法が、美容外科などで施術をうけることです。 フェイスリフトのような外科的な手術を受けなくても、メスを使わず、注射器を使ってヒアルロン酸を注入するという方法があります。
ヒアルロン酸を注入すると、凹み部分をふっくらとさせることができます。 そのため、ほうれい線に注入すると、その部分の皮膚が膨らんで、目立たなくなるということですね。
その効果の長さや、硬さにも種類があり、注入する場所などによって用途が異なってきます。 ヒアルロン酸を使うメリットは、副作用がなく、周囲の人に気づかれることなく手軽に施術ができることではないでしょうか。
しかし、デメリットもあるのです。 注入されたヒアルロン酸は、表情の動きなどで、少しずつ分解、吸収されていきます。 長期的には効果がなく、個人差はありますが、3〜6ヶ月程度で元の状態に戻ってしまいます。
そのために、継続的に繰り返し注入する必要があるということで、費用がかかってしまいます。 また、長期的な効果がないということをカバーする、5年効果があると言われるようなヒアルロン酸も存在しますが、最後の１滴が分解吸収されるのが、5年後ということらしいのです。
徐々に減っていけば、5年間、肌の中にあったとしても、意味がないですよね。 注入場所や量が違ってくると、思うような仕上がりにならないこともあります。
そのときは、注入したものを溶解させて、元の状態に戻す処置がとられることだってあります。 変な仕上がりでも、元に戻るまでの時間を普通に生活していかなくてはいけないのも難点ですね。
また、繰り返し利用することで、ハリ穴が残ったり、その部分の皮膚がたるんだりすることもあるようです。 ほうれい線に、ヒアルロン酸を注入しても、完全に消えるものではないし、フェイスリフトのような効果もないため、根本的な解決にはならないのです。
根本的に解決していくためには、生活習慣やスキンケアをコツコツと行うか、多少のリスクをおってフェイスリフトなどの永続的な手術をうける必要があるといえるかもしれません。
