上まぶたのたるみを解消するには
キレイな二重の瞳が、年齢を重ねていくことで、ある日、突然、奥二重になったりしてしまうことがあります。
これは上まぶたにたるみが現れたために起こる現象です。
上まぶたのたるみは、普段より、眠そうな印象を与えたり、目つきが悪い印象を与えたりしてしまいます。 また、視界が狭くなってしまうために、額の筋肉を使って目を開こうとしてしまうため、額や眉間にしわができてしまいます。
上まぶたのたるみは、眼瞼下垂と呼ばれ、十分に眼が開かない状態のことをさします。 また、眼瞼下垂になると、目が疲れる、頭痛がする、肩がこる、額のしわが深くなる、眠たそう、上目遣いになるなど、様々な症状が現れます。
症状が進むと、あごを突き出して物を見るようになったり、偏頭痛や眼精疲労、自律神経異常を引き起こす可能性もあるといわれています。 その原因には、先天性のものもありますが、加齢によるまぶたを持ち上げる筋肉の衰えや、コンタクトの着用などです。
また、くも膜下出血や眼の周辺の腫瘍や炎症などの病気でも現れることがあるので、気になるようなら眼科医で診断を受けたほうがいいかもしれません。 上まぶたのたるみは、女性に限らず、男性も気になるのではないでしょうか。
解消するには、美容外科などで、余分の皮膚を取り除きまぶたを上に引き上げるものや、まぶたを引き上げる筋肉とまぶたの縁にある板のようなものを縫い付けたりと、症状の度合いによって方法が変わってきます。
美容外科に行かなくても、表情筋のエクササイズで解消することもできるようです。 また、エクササイズ後は、眼もすっきりします。
その方法は、両手で額を押さえて、ゆっくりと目を見開くというものです。 額を押さえるのは、額にしわが寄るのを防止することと、額の筋肉を使わずに、まぶたの筋肉を使って、目を開くためです。
額の筋肉を使って目を開く習慣がついてしまうと、額には深いしわがより、まぶたの筋肉が衰え、まぶたが下へ下がってしまいます。 また、目の周りに、アイクリームなどを塗ってからエクササイズしてくださいね。 そうでないと、目の周辺をよく動かすことになるので、しわの原因になってしまいます。
そうならないためにも、目の周りの肌をケアしたあとに、エクササイズに取り組み、キレイな肌とたるみのないまぶたを手に入れましょう。
