つめの縦しわは老化のサイン
昔からつめの状態は健康状態を表すと言いますが、ある日自分のつめを見てみるとしわが入っているということに気づくかもしれません。
つめの状態をよく観察することは大事ですが、つめの縦しわがある場合は、老化の現れなのであまり気にする必要はないようです。
つめは毎日0.1mm伸び、つめ全体が生え換わるのに半年から1年かかるようですが、加齢によってつめの伸びは遅くなってしまったり、黄色くなったり、分厚くなっていきます。
つめは爪母基(そうぼき)という場所で生成されるのですが、加齢によりこの細胞が持つ機能が低下することで、生成されるつめも弱くなってしまいます。
また老化によって胃腸の働きが弱ってきて、吸収力が衰えてくることによってつめに縦方向にしわが増えてくるのです。 ただし、あまりにも多い場合は胃腸病が懸念されるので体調にも気をつけたほうがいいでしょう。
つめは皮膚と同じようにお手入れをする必要があります。 特に、加齢によってつめは乾燥しがちになってきますので、美しいつめを保つためには、つめの老化を予防するように、適切なケアを日ごろから行っていきましょう。
特につめに刺激があるのは洗剤などの化学薬品ですので手袋などをして、皿洗いや掃除をしましょう。 またマニキュアはつめに大きく負担をかけますし、つけづめなどもなるべく控えたほうがいいでしょう。
どうしてもネイルをしたい場合は成分などをよくチェックして品質のいいものを選ぶようにすることが大事です。 またつめのしわ予防にはこまめにハンドクリームを塗ったり、オイルマッサージをしたりしましょう。
血行を促進することでつめの強度を強めることが出来ます。 ただし、つめは老化だけではなく健康状態のサインになるので、観察は大事になってきます。