顔の輪郭のたるみと二重あご
年齢とともに進む「顔のたるみ」は実は20代から始まると言われ、顔にたるみがあると10歳は老けて見られます。
自分の顔がたるんでいないかどうかのチェックポイントがありますので紹介します。
一つは頬の毛穴が楕円形状になり、目立ってきた、二つ目は下まぶたにクマができた、三つ目はほうれい線がくっきり八の字型になって来た、四つ目は口角が下がっている、五つ目は顔の輪郭(フェイスライン)がぼやけて見える、六つ目は顔が膨張したように大きくなった気がする、です。
この中で顔の輪郭がぼやけて見えるのは、二重あごとたるみが関係しています。 写真撮影の時に顎を引いて、口角を上げて笑顔を作ってポーズを取ったら、顔の輪郭がぼんやりして、顎のラインが二重になったことはありませんか?
太っていて二重あごになっている場合、肌にハリがあって笑顔が良ければ、チャームポイントと思っても良いです。 ただ、顎を引いて元に戻した時に二重あごが戻らなかったり、そのままフェイスラインが崩れたりする心配があります。
体重が増えたわけでもないのに二重あごになったという場合は、肌のたるみが要因になっている可能性が大きいです。 そしてそれは顎だけでなく、顔全体、身体全体に及んでいてメリハリのないボディラインになって行きます。
顔で言えば、目の下の涙袋が緩んだ感じになり、目尻が下がったように感じ、頬の毛穴が楕円状になり、ほうれい線上にファンデーションがたまるようになるなどの延長として二重あごが現れます。
女性の身体の脂肪は動きやすく流れやすい流動脂肪で、崩れやすい特徴があります。 身体は下着や衣服で矯正することができますが、顔の場合は丁寧にお手入れをして行くことで、肌の衰えをスローダウンさせて行くことが可能です。
肌がたるむ原因は大きく分けると、肌内部のコラーゲンの低下と筋肉の衰えです。 肌のお手入れではマッサージが有効ですが、時間と手間をかけていては続かないので、毎日のスキンケアの時に、マッサージを意識して肌に馴染ませるようにします。
基本は内から外に指先でクルクルと円を描くように、丁寧にやさしくマッサージします。 肌を引っ張ったり、力み過ぎたりすると逆効果なので、スピードと力加減を意識します。