背中のたるみは中年体型への第一歩|顔のしわ取り化粧品の口コミランキング

背中のたるみは中年体型への第一歩

自分からは見えにくいので油断しがちですが、他人からは目につきやすい「背中」。 背中のたるみ・こんもりついたお肉は思っている以上に自分の見た目年齢を上げてしまっているかもしれません。

 

背中をはじめとして、適度な筋トレで体中の筋肉を鍛えるということはとても大切です。 ところで、「抗重力筋」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。 地球に暮らすわれわれは、常に重力の影響を受けています。

 

普段は当たり前のことなので意識はしていませんが、この重力の中で姿勢を維持し、様々な動作を行うというのは簡単なことではありません。 直接運動に関わらなくても、この重力に対して姿勢を保持しようとするときに力を発揮している筋肉が抗重力筋です。

 

主な抗重力筋は、腹部、臀部、太もも、ふくらはぎなど、そして背中にも多くあります。 特に背中は姿勢維持にも大きく関わる筋肉です。 また背中の筋力の衰えから背中のたるみが出来ると、つながっているバストラインにまで悪影響が出てしまいます。

 

つい目が届くお腹を引き締める運動ばかりしてしまいがちですが、背中のたるみも美しいプロポーションの大敵です。 意識して引き締めるようにしましょう。

 

重力の無い宇宙空間に行った宇宙飛行士の方は、筋力を維持するために毎日2時間以上トレーニングをするそうです。 トレーニングを行わないと、重力のない状態ではすぐに筋肉はなまけてしまい、筋力が一週間で半分程度にまで落ちてしまうのだそうです。

 

筋肉は意識して鍛えていかないと、どんどん衰えていってしまうのが宇宙空間では如実に分かりますね。 我々は地上にいるだけで、いわば「抗重力筋を鍛えている」状態とも言えます。

 

しかし、もちろん普通に生活しているだけでは加齢とともに筋力は衰えます。 抗重力筋が衰えると、まっすぐな姿勢が保てず、背中が丸まって猫背になり、運動能力も衰えることで、結果的に運動不足になります。

 

運動不足は肥満をまねき、いわゆる中年体型に近づいてしまうのです。 こういった筋力の衰えを招かないように、日常の動作で筋力を鍛えるようにするのも有用ですし、例えば電車の中で座らず立っているようにするだけでも効果があります。

 

特に30代から下の方は、子供の時から室内で遊ぶことが多かったため、上の世代に比べて筋力や運動能力が低下していると言われています。

 

激しくて続かないような筋トレをする必要はありませんが、なるべく若い時から意識して筋力を鍛えることで見た目だけでなく、年齢を重ねたときも、動くことが苦にならない健康な体をキープできますよ。 是非、今からでも意識してみてくださいね。