しわとコラーゲンの関係
コラーゲンが肌に良いと言うのは耳にしたことがあると思います。
コラーゲンの入った化粧品や、コラーゲンの入った食品など、さまざまな場面でコラーゲンという言葉を聞く機会もあるのではないでしょうか。
では、加齢とともに増えてくるしわとコラーゲンはどのような関係があるのでしょうか。 じつは、コラーゲンもしわの出来やすさに関係しています。
しわは加齢とともに避けられないものだという印象をもたれるかもしれませんが、同じ年齢でもしわがある人とない人がいると思います。 この違いにコラーゲンも関わっています。
しわのある肌としわのない肌を比べてみると、その皮膚の下には大きな違いがあります。 しわのない肌では、コラーゲンをはじめ、エラスチンやヒアルロン酸といった成分が規則正しく並んでいます。 それらを支える繊維芽細胞と言う組織もしっかりとそれらを支えています。
反対にしわのある肌では、繊維芽細胞が極端に少なく、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分も不規則になっていることが分かります。
このコラーゲンを支える繊維芽細胞がしわを出来にくくするためには重要な 役割を果たしているようです。 繊維芽細胞は、生活習慣によって大きく影響を受けるといわれています。
しわの出来にくい肌を作るには、規則正しい生活習慣を心がけましょう。 十分な睡眠と、十分な栄養を取ることは、生活習慣病を予防する以外にも肌の健康を支えるためにもとても重要です。