動脈硬化のサインを耳たぶのしわで知る
気が付いたら耳たぶにしわが出来ているという場合、健康状態の危険信号かもしれません。
飲み会やパーティー、会社や友人とのつきあいでお酒を飲む機会が増えると、やはり健康管理に気をつけたいものです。
お酒は心筋梗塞や、急な心臓疾患を起こす要因となりますが、最近では年配の男性だけではなく30代から心筋梗塞で倒れるケースも増えてきています。
発症してしまうと約3分の1の確率で死亡するという結果がでていますので、心筋梗塞の原因となる動脈硬化をいち早く見抜く必要があります。
耳たぶには動脈の毛細血管が多く存在しています。 体内の動脈硬化が進むことで耳たぶの動脈も徐々に硬化させていきます。
それによって耳たぶの血流が減少していくために、脂肪が委縮していき、それによって耳たぶにしわのような、線が出てきてしまうのです。
つまり、動脈硬化が進んでいる場合や、心筋梗塞の前触れとして耳たぶがサインの一つになるのです。 ある国の医学部の調査によれば、耳たぶにしわがある人が心臓発作によって死亡する確率は、耳たぶにしわがない人の3倍以上と言われています。
そのため心臓疾患が発症しないように、日ごろから体調管理に気をつける必要があります。 一番大事になってくるのは食生活を見直すこと、また飲み過ぎに気をつけることです。
また、こまめに歩いたりして、自分のコレステロール値をよく観察するようにしましょう。 耳たぶにしわは30代半ばから現れることがあるようです。
単に老化現象で耳たぶにしわが出来ることも考えられますが、動脈硬化の予兆かもしれないので、とりあえず病院で診察を受けてみるといいでしょう。 ただし、赤ちゃんの耳にしわがある場合は動脈硬化などの心配はありませんのでご安心を。