しわに馬油が効くのか
皆さんは「馬油（ばあゆ）」というものをご存知でしょうか。
その言葉通り「馬の油」で、皮膚の乾燥を防ぐ働きや柔軟性を保つ働き、シミやそばかすを防ぐ働きといった、皮膚に対して非常に幅広い効果を発揮するもののことです。
やけどや皮膚の疾患にも、治療薬として使われてきたことから、古くから万能薬として重宝されてきた存在です。
では、この馬油がしわとどのような関係があるのかというと、先ほどお話しした通り、馬油は「皮膚に対して非常に幅広い効果を発揮する」ことから、しわに対しても効果を発揮するといわれているからです。 そのため、しわに悩む女性たちの間で、ひそかに注目を集めているアイテムなのです。
しわの原因となる事柄のひとつに、「皮膚の乾燥」が挙げられます。 皮膚が乾燥すると、皮膚に隙間ができ、その隙間から水分が蒸発してしまうため、皮膚が硬くなってしわが刻まれてしまいます。
逆をいうと、馬油を塗って皮膚の乾燥を防ぐことができれば、しわの発生も遅らせる、または目立たなくするということもできるということです。
乾燥や紫外線など、外部から皮膚への刺激を防ぐためには、自分自身の皮脂が一番効果的といわれています。 馬油は人間の皮脂と同じような成分でできているため、他の化粧品よりも、私たち人間の皮膚に効果的なのです。
最後に、馬油を使用したしわのマッサージを紹介します。 まずは馬油を少量手に取り、おでこ（額）・鼻の頭・左右の頬・あごの5か所につけていきます。
それから、顔全体に広げるように、顔の上から下へなでおろしていきます。 これを1日10回続けることで、馬油の効果を得られると思います。
