あごのたるみやほうれい線を解消する治療
男性や女性にもいえることですが、太り過ぎや加齢によって体中に脂肪がついてしまうことがあり、付いてしまった脂肪は重力には逆らえずにたるんでいきます。
しかし男性の場合は気にする人が少ないですし、多少のたるみぐらいは放っておくことがあるのですが、多くの女性の場合は脂肪が付いただけでも気になってしまいますよね。
特にお腹やお尻、それに首やあごのたるみが気になると言われており、どのような時でも目についてしまう、あごのたるみを解消したい女性が多くいるようです。
あごに脂肪が付きだした時に気付きますと、早めにケアが始められますので解消できる確率が高いのですが、脂肪が付いてたるみ始めていますと、かなりの努力が必要になります。
またコラーゲンが不足して肌の保湿性が少なくなりますと、ハリや弾力が無くなり、あごがたるんでしまう原因になりますので、動物性タンパク質を多く含んだ食事をとるようにしましょう。
動物性タンパク質を多く含んだものには、鶏肉や鶏肉の皮、それに牛筋などに多く含まれており、コラーゲンも多く摂取することができますので、なるべく摂取するように心がけてください。
そしてあごのたるみを解消する方法にエクササイズがあり、首を上下左右それぞれ１０秒くらい、これ以上無理というところまで回して行います。
このようなエクササイズは、とても簡単に行うことができますので、１日３回くらいを毎日行うようにして解消していきましょう。
たるみは手軽に美容外科で治療
肌のたるみは、手軽に美容外科などで治療することができます。 その方法も、メスを使わないものから、本格的な外科手術まで様々なものがあります。メスを使わないものには、レーザーやラジオ波を使うもの、ボトックスやヒアルロン酸の注入などがあります。 レーザー治療では、切除するわけではないので、跡が残ることもありません。
コラーゲンを増幅させて細胞を活性化させます。 副作用もなく、すぐにメイクをすることもできるのが特徴です。 ラジオ波治療は、レーザーの数十倍の熱エネルギーで、表皮を傷つけず、真皮に作用します。
コラーゲンを増殖させて、肌にはりをつくり、改善していきます。 約６ヶ月、コラーゲンが生成されるので、徐々に引き締まった肌に改善されていきます。
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出されたたんぱく質のことで、筋肉の収縮を鈍くする働きがあります。 注入すると、表情筋の動きが制限され、ぴんと伸びてハリが出ます。 ４〜６ヶ月程度で、徐々に元に戻るので、継続的に注入して、しわやたるみができにくい状態を作る必要があります。
ヒアルロン酸は、肌の潤いやハリを保つ成分で、注入すると、凹みを膨らませ、たるみが目立たなくなります。 即効性があり、しわや凹みを解消するのに有効です。
皮膚の代謝でゆっくりと分解、吸収されていき、徐々にもとの状態に戻っていきます。 個人差はありますが、６ヶ月〜１年以上の効果があります。
メスを使う美容外科手術もあります。 たとえば、目の周りのたるみは、手術でとることができます。 メスを入れる手術なので、もちろんリスクもあります。
それは、術後、目を閉じることが出来なくなったり、目をきちんと閉じられないために、ひどいドライアイになる可能性などもあります。
また、たるんだ肌を手術によって持ち上げるフェイスリフトは最近、よく耳にしますよね。 フェイスリフトも、外科手術なので、リスクがともないます。
顔面の神経が傷ついてしまい、神経麻痺を起こしたり、顔面が腫れたり、内出血を起こしたりする可能性があります。ひどい場合には、血腫ができて、皮膚が壊死したりするようなこともあるというのです。
美容外科を利用して治療することは、手軽に肌の悩みを解決できる方法の１つです。 しかし、リスクがあることもきちんと理解したうえで利用する必要があるといえるでしょう。
ほうれい線の下に注入する物質とは
ほうれい線は、早い人で20代くらいから気になる人がいるようです。 なかには、中学生や高校生でもほうれい線で悩んでいる人がいます。ほうれい線が出る一番の原因は、加齢による皮膚のたるみといわれていますが、顔にある表情筋という筋肉の力が衰えると、やはり皮膚がたるんでくるので、若くてもほうれい線が出る人がいます。
シワやシミはスキンケアやマッサージで、ある程度解消することが出来るのですが、ほうれい線は皮膚のたるみを改善しない限りは解消することができません。
スキンケアやマッサージで、たるんでしまった皮膚を引っ張り上げることはほぼ不可能なので、表情筋を鍛えるか、美容クリニックで皮膚を引っ張り上げる治療を受けるというのが改善策になります。
美容クリニックでは、たるんでしまった皮膚の余分なところを切り取って引っ張り上げるリフトアップ手術の他に、表紙の死体注射で効果のある成分を入れて、肌の凹みを内側から膨らませるという方法があります。
リフトアップ手術は新たに加齢によるたるみが出ない限り、半永久的に効果が持続する方法ですが、金額が高い上に顔にメスを入れるのに抵抗がある人が多く、気軽にできるというものではありません。
それに対し、表皮の下に効果のある成分を注入する方法は注射を打つだけなので、痛みも少なく入院する必要もないため、気軽にできるプチ整形として人気があります。
表皮の下に注入する成分は、いろいろあります。 一番有名なのはヒアルロン酸です。 ヒアルロン酸はもともと体内にある成分のため、体の中に入れてもアレルギーや拒否反応が出ることがなく、安全です。
ボトックスやコラーゲンを注入する方法もありますが、ボトックスは筋肉の動きを止めたり、弱めたりする効果があるものなので、無表情の時にできる深いシワにはあまり効果がありません。 また、コラーゲンは体質によってはアレルギー反応が出る可能性があるので、万人向きではありません。
一番安全性の高い成分として、最近行われ始めたのが自分の皮下脂肪から抽出した脂肪を注入する方法です。 自分の脂肪なので、安全性が一番高いと言われています。
注射で成分を注入する方法は、成分や体質によって多少の差がありますが、時間が経つと体内に吸収されてしまうので、長期間効果が持続しないというのが難点でした。 しかし、脂肪の場合は表皮の下に定着するため、半永久的に効果が持続します。
