眉間や額のしわの原因となくすための対策
光老化を最も大きく促進させているのがUV-Aと呼ばれる紫外線だと言われています。
UV-Aの特徴は、日の光が弱い曇り空の日でも、室内にいるときでも、雲や窓ガラスを通り抜けて浴びてしまう可能性があるので、光の波長が短いUV-Bと比べて紫外線を浴びる機会が頻繁にあります。
UV-Aの刺激自体はそこまで強いものではないのですが、継続して浴び続けることによって、確実に肌の内部でダメージが蓄積されて行きます。
２種類ある紫外線のうちのもうひとつの紫外線であるUV-Bの特徴は、光の波長が短くエネルギーが強いということが挙げられます。
光の波長が短いということは、雲が多い日や室内にいるときなどは、雲や窓ガラスなどの障害物によって遮断されやすいということなので、直射日光をもろに受けてしまうような環境以外ではそれ程警戒するような紫外線ではありません。
UV-Aと呼ばれる紫外線は肌の奥深くにまで到達し、メラノサイトを活性化させてシミの原因を作るのと同時に、肌の若々しさや健康にも重要な働きをするコラーゲンやエラスチンの働きも阻害する効果を持っています。 UV-Aが肌に当たると、肌の内部でコラーゲンやエラスチンを破壊するための酵素が精製されるのです。
眉間のしわを無くすための対策には、寝ている間や家事の間に眉間のしわを伸ばした状態でテープを張って固定し、その状態を長時間キープして眉間のしわを無くすなどの対策方法があります。
しかし、やはりシワやシミ、たるみなどの肌の老化の原因の多くは太陽から降り注がれる紫外線にあるので、紫外線対策を行うことが一番のシワ対策ということになるでしょう。 あとはしっかりと睡眠をとり、肌のターンオーバーを行えるようにしてください。
額のしわの原因は何か
額のしわの原因はもちろん加齢もありますが、それ以外にも若い世代の人にも多く見られるのです。 これは加齢だけでない、寧ろ加齢以外の事の方が深く関わっているという事が言えます。それは表情筋なんですが、年齢と共に筋肉は縮み劣化していきますが、それより早くから私達は毎日表情筋を動かしています。 笑ったり、怒ったり、特に額のしわに関係するのはまぶたなんですが、瞬きをたくさんしています。
瞬きをする事によりまぶたは過剰に動いている状態ですが、これはドライアイにならない為にも非常に大切な動きなんです。 目を見開くとまぶたが一時的に上に上がり、一過性の額のしわがこれを繰り返す事で定着する原因になります。
するとそのまぶたの筋肉を引っ張るのが額の筋肉になるわけです。 ですから、パソコンを使う事やスマホを使う事の多い現代では若い世代でも、悩みになっている女性も男性も多いのです。
加齢ももちろん原因ではありますし、加齢での筋肉の劣化でたるみが生じてまぶたが下がりやすくなります。 自然と下がってきたまぶたは、通常でも何か見る時や読む時には上げているものなのです。
そこでまた額の筋肉を使い、まぶたを上げるわけですから、さらにしわが定着したものになり深くなっていきます。 これには早めからのマッサージ等、目をいたわって上げる事が必要です。
マッサージなら、クリームやジェル等で指の腹で優しく目の周りを一周し、目の下を目頭から目尻の方へ5回程度滑らせます。 それから目尻からこめかみに向けて、指の腹で小さく円を描くようにマッサージします。
それとこめかみを軽く押すのも良いですので、これらをスキンケア後にするのが良いです。 後は、いつでもできますが、目を見開いて5秒程静止し、ゆっくり閉じてそのまま5秒静止するといった動作を一日に3回くらい目安でするのも良いです。
深くなって気になる人には、プチ整形でのボトックス注射や高周波治療等もあります。 しかし、経済的な負担はかかりますし、継続的な治療が必要な場合もあります。
できれば負担なく目立たなくするには、もちろん乾燥をしないように保湿に気をつける事です。 そしてマッサージをして筋肉を鍛えると共に、これは血行の促進にも繋がります。
