美容外科で治療してもらうと手軽に改善
顔に目立つしわがあると、年齢よりふけて見られたりするので、人に会うのが嫌になってしまったりしてしまいますよね。
しかし、美容外科で治療してもらうと手軽に改善できるのです。
美容外科では、メスを一切使わないものが主流となっていて、その種類も様々です。
外用薬による治療には、ビタミンAの一種であるレチノイン酸があります。 日本では薬として認められていないため、医師が自家製剤したものだけになりますが、肌に塗ると、ターンオーバーを促進させる効果があります。
また、同時に真皮層の繊維芽細胞も刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するのです。 しかし、刺激があるため、皮膚が赤くなったり、皮がむけたりする可能性もあるので、医師の指導の下で利用する必要があります。
最近では、シミや小じわの治療では有名なケミカルピーリングは、主にフルーツ酸と呼ばれる酸を利用して、角質層の表面を傷つけずに薄くはがしていく方法です。
古い角質を除去し、毛穴のつまりも解消でき、肌の老化や小じわを改善することができます。 使用される酸によっては、肌に合わない人などもいるので、きちんと診断を受ける必要があります。
真皮層にある肌の弾力成分のコラーゲンは加齢とともに減少していきます。 そのため、肌にハリがなくなり、しわやたるみがでてきてしまいます。 それを肌の内側から補強するのが、コラーゲン注入です。
肌の内側から肌を持ち上げる方法です。 注入されたコラーゲンは、3〜6ヶ月程で吸収されてしまうので、繰り返し注入を行う必要があります。
ヒアルロン酸も同様に皮膚にボリュームを与える成分で、へこんでいる部分に注入すると膨らませることができます。 コラーゲンと同じようにいずれ吸収されていくので、繰り返し注入する必要があります。
ボトックスは、原因になっている表情筋の動きを鈍くさせることによって、しわにならないようにするもので、術後しばらくして徐々に効果が現れます。
レーザー治療は、１度の効果が小さくても、肌を傷つけることなく、真皮層の新陳代謝を高めコラーゲンを増幅させる効果があります。
また、ラジオ派治療では、レーザーの数十倍の熱エネルギーで真皮に作用してコラーゲンを増殖し、ハリをもたらして改善します。
美容外科で治療を受けるなら、自分に適切な治療と病院を選ぶ必要があります。 施術にはリスクがある場合もあるので、きちんとした診断をうけましょう。
たるみを治す美容整形
年齢とともに人間の皮膚はハリを失い、たるんできてしまいます。 皮膚がたるんでくると、シワや凹凸による影ができ、どんどん年を取って見えるようになってしまいます。顔の中で特にたるみやすい部分は、目の下、頬、ほうれい線の部分、顎のライン、首です。 最初に目や頬など顔の上の方がたるみはじめ、年齢が進むにつれて顔のしたほうへどんどんたるみが進んできます。
肌がたるむ原因は、ひと口で言うと加齢ですがもう少し、その原因を細かく見て行きましょう。 まず、年を取ってくると肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを生成する力が、徐々に衰えてきてしまいます。
コラーゲンとエラスチンは、表皮の下で皮膚を支えるスプリングのような役割をしているため、生成する力が衰えることによって、肌の弾力がどんどん失われていってしまいます。 また、肌の奥で水分を保存する働きをしているヒアルロン酸も減少します。
紫外線も肌の弾力を保つ力を破壊するため、年齢がすすむにつれて知らず知らずに吸収してしまっている紫外線の影響が、どんどん肌に出てくるようになります。 このほか、新陳代謝が悪くなってきて脂肪がたまってしまったり、眉間にしわを寄せたりするクセなども肌がたるむ原因になります。
これらのたるみを治す方法に、美容整形があります。 美容整形といっても、さまざまなやり方やメリット、デメリットがあります。 まず、手軽にできるプチ整形として人気があるのが「ヒアルロン酸注射」です。 たるんだり、皮膚が痩せてへこんだりしている部分にヒアルロン酸を注入して、ふっくらさせる方法です。
ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある物質なので、拒否反応が出にくく、目の周りなどの皮膚が薄い部分でも施術することができます。 ただし、永久的なものではなく、時間がたつとヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうため、一定の期間しか効果を得ることはできません。
ボトックスは、シワを解消する効果のあるものですが、肌の表面に注入すると、肌のハリを取り戻すことができるため、ヒアルロン酸と同じような効果があります。 新しい方法では、サーマクールとＰＲＰという方法があります。
サーマクールは高周波を顔に当てて引き締めるもので、コラーゲンをたくさん生成する効果があります。 皮膚を切らずに行える美容整形ということで、人気が出ています。
ＰＲＰ療法は現在、最先端と言われる美容整形です。 自分の血小板を皮膚のたるんだ部分に注入する方法です。 自分の血液なのでアレルギー反応が起きることがなく、安全性が極めて高い再生医療として注目されています。
