二重あごになる顔周りのたるみの原因とは
顔周りのたるみは二重あごの原因になり、顔の輪郭がぼんやりしてしまいます。
25歳を過ぎる頃から、女性の顔は表情筋の衰えが始まり、頬や輪郭など皮下脂肪を支える力が低下し、皮膚が下がってあご周りに蓄積されて二重あごとなります。
30歳を過ぎる頃には、たるみがはっきり分かるようになり、自覚症状が出てから焦ってしまうという具合です。 二重あごにならないために、たるみを解消する必要がありますが、原因となっている習慣や行動を見直すことが先決です。
たるみが出やすい女性の特徴として、小顔であることが挙げられます。 小顔の女性はあごの骨が小さいために、皮膚がたるんでしまうと目立ちやすいのです。 特に最近の若い女性は、小さい時からの食習慣で硬い物を食べていないので、あごが小さくなっています。
皮膚が下がってきた時に筋肉の受け皿になる骨格ではないため、皮膚がたるんでしまいがちです。 お菓子に硬いおせんべいを食べることもあまりなく、日常会話もメールで済ましたりするので、顔の筋肉を動かす機会が少なくなっていると言われます。
もちろん、体重増加により、二重あごになることは言うまでもありません。 皮下脂肪が増えれば、リンパの流れが悪くなり、流れが悪くなったリンパ節はむくみやセルライトとなり、それが二重あごの原因となります。
あごは一度たるんでしまうと、なかなか元に戻すことができにくい部位です。 原因となっている習慣や行動を見て行きましょう。 原因の1つは口呼吸をしていることです。
口をぽかんと開けて顔の筋肉を殆ど使用しない口呼吸をすることで、目元や口角が下がり、頬やあごのゆるみから顔全体がたるんで行きます。 また、口呼吸だとあごが前に出て猫背になり、顔の輪郭が崩れます。
原因の2つめは舌の位置が通常より下がっていることです。 舌の根元は舌骨と繋がり、オトガイ方向に筋肉が走っているため、舌骨の位置が下がるとあごのラインに影響します。 普段から口を閉じた鼻呼吸をすることで予防できます。
原因の3つめは咀嚼回数が少ないことで、あご周りの筋肉が衰えて、たるんでしまう原因になります。 その他、長時間のデスクワーク、スマホや携帯電話の長時間使用で同じ姿勢でいることも良くありません。