50代のしわケア
10代では28日だった肌の再生日数は、40代の時点で40日になります
50代になると、それはさらに遅くなります。
再生日数が更に遅くなることは、さらにしわが残りやすいことを表しています。
30代から40代では、古い細胞がなかなかはがれなくなってしまいます。 これにより、40代からはどんどん柔軟性やハリを失ってしまうのです。
次に50代では、更に大きな変化です。 50代で起きる一つ目の変化は閉経です。
閉経に伴い、女性ホルモンのバランスは大きく崩れることになります。 生理前ににきびが出来やすくなったりすることからも分かるように、女性ホルモンと肌の状態は密接な関わりがあります。
閉経に伴ってエストロゲンというホルモンが減少します。 この変化によっては、コラーゲンが減り、肌からの皮脂の分泌が減ります。 閉経とともにコラーゲンや皮脂が減ることで、乾燥肌になってしまう人もいるくらいです。
もう一つの変化は、細胞が薄くなることです。 10代の肌の細胞と比べると、約20%も薄くなるそうです。 いままでは、ピチピチしていた肌も、細胞同士が薄くなることでその弾力は失ってしまうでしょう。
これらの50代の変化によって、しわはどんどん濃くなってしまいます。 しわを消すのもなかなかむずかしくなってしまうでしょう。
また、このころから、老人性のしみと呼ばれる日光性黒子というものが現れるようにもなります。 50代になると、このように肌は次から次へとトラブルに襲われてしまうでしょう。 そうなる前に、若いうちから基盤固めをしておきたいものですね。