ほうれい線はボディの歪みに対してのバロメーター
悪役と見られているほうれい線ですが、時としてボディの歪みに対してのバロメーターとして、活躍してくれるケースもあります。
まずは鏡で、自分のほうれい線をチェック。 この時、左右均等にシワが現れていれば合格。 右や左でシワのバランスが悪い場合は、残念ながらボディに歪みがある証拠となります。
多少の違いは人間だから当たり前なのですが、どちらかのほうれい線のみ、よりクッキリしている、線が深いなど明らかな違いがある場合は歪みへの注意が必要です。 ボディが偏っているのには、いくつかの要因が考えられます。
一つには、寝ている時に左右どちらかを向いて寝る癖がある。 テーブルで勉強をしている時、本を読んでいる。 ご飯を食べている時に、頬杖を付く癖がある。
歯の並び方や噛みグセがあり、どちらか一方で物を噛んでいる。 バックを持つ時に左右どちらかで無いと、落ち着かないなどがあります。
眠っている時の姿勢は無意識の事が多いので、直せるのは日中のライフスタイル。 重たい鞄は時には違う方で持つ、頬杖は付かないなど小さな努力も大切になってきます。
またこうしたボディバランスの乱れを放置しておくと、骨盤などが偏り、頭痛や肩こり、原因不明のだるさ、集中力の低下、代謝のダウンなど美容にも悪影響があるので注意が必要です。
新陳代謝が悪くなると、ボディ全体のリンパや老廃物の流れがダウンします。 顔や足などにむくみを感じやすい方は、リンパの流れが滞っている証拠です。
また老廃物がスムーズに流れにくくなると、肌のターンオーバーにも乱れが生じて、しみやシワなど老け顔の要因に。 新陳代謝が悪いと、幾らダイエットをしても、なかなか痩せない効率の悪いボディにもなってしまいます。
こうして見ていくと、たかが乱れ、偏りと言ってもあながち馬鹿にはできない存在だと言うことが、分かっていただけるかと思います。
まずはできることからコツコツと行い、猫背の方は背筋をピンと伸ばすことから始めてみてください。 背筋をピンと伸ばすと、必然的にウエストは引っ込み、バストアップ、ヒップもクッキリ締まってきます。 見た目の印象もアップします。 美しいボディと若々しいフェイス作りは、実は切っても切れない関係です。