おでこのしわを撃退する注目のレーザー治療
おでこのしわは、頭皮がたるむと目立ってくるしわです。
また、おでこのしわは表情じわでもありますので、顔をしかめるなどといったクセがある方は注意しましょう。
特にパソコンを見ながらのデスクワークでは無意識に顔をしかめてしまう人もいますので注意が必要です。 また、意外なことにおでこが狭い方が出来やすいしわでもあります。
おでこのしわなどに効果的な治療としては、レーザー治療が挙げられます。 レーザー治療は、真皮じわにも、たるみじわにも有効ということで、現在次々と新しい機器が開発されている注目の治療法です。
レーザー治療には大きくわけて、「ノンアブレイティブ」という方法と、「アブレイティブ」という方法があります。 ノンアブレイティブは、皮ふの中の真皮の再生力に働きかけるので、表面の皮ふを傷つけない方法です。
１回の治療効果は小さいですが、治療のリスクは少なくなります。 間隔をあけながら、数回の施術が必要ですが、治療の痛みは全く無痛か、あっても少しチクチクする程度です。 小じわに効果があり、治療後も日常生活に支障がありません。
アブレイティブは、レーザーの熱で皮ふの表面をかるく火傷させ、表皮や真皮の一部をはぎとって皮ふの再生を促し、肌の入れ替えを行います。
治療後の皮ふの炎症がおさまるのに時間がかかったり、感染症に注意しなくてはいけなかったりとデメリットもありますが、それだけに小じわの改善にも効果が高い治療法です。
おでこのしわに有効な治療としては、この他にボトックスやヒアルロン酸注入があります。 ボトックスは、特に表情じわによるおでこのしわに有効な治療になります。
冒頭に述べたように仕事中のしかめっつらや、また目を大きく見せようと見開いたりといったクセでもおでこのしわの原因になります。 ボトックスは筋肉の動きを抑制する働きがあるため、表情をつくるときに使う筋肉の動きを抑えてくれます。
おでこのしわでも比較的、初期段階のしわに有効です。 ヒアルロン酸注入は、それより更に進んで、おでこに折れたようなしわがある場合に有効です。
ボトックスに加えてヒアルロン酸注入を行うことで、より長期的におでこのしわを抑える効果があります。 適切な治療法はしわの状態にもよりますので、信頼のおける専門医とご相談のうえで決められると良いですね。
