ボトックスなどしわに効果のある薬
年齢を重ねていくと、いつのまにかしわが出てきますよね。
ある程度は、老化現象なので仕方ないことなのかもしれません。
しかし、最近ではしわを改善するために、いろんな方法があるようです。
薬としては、ケミカルピーリングで使うフルーツ酸、イオン導入で使う高濃度ビタミンC、注射器を使って注入するボトックス、ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタなどがあります。 また、日本では認可されていませんが、外用薬にはビタミンAの一種であるレチノイン酸なんかもありますね。
最近は、手軽に美容外科などで若返り施術を受けるプチ整形などを行うことができるようになりましたし、また、周囲の目も以前ほど整形に対して厳しくなくなってきたように感じますよね。
今後もアンチエイジングのために、プチ整形を行う人は増える傾向にあるのではないかと考えられています。 女性に限らず、男性でも、若々しく見えるほうが、仕事ができるように見えるために、利用者が徐々に増えています。
とくに、ボトックスなどは、しわに効果のある薬だとよく知られています。 そもそも、ボトックスとは、ボツリヌス菌が持つボツリヌス毒素と呼ばれるもので、自然界では1番毒性が強いそうです。
そのため、食中毒の原因になったりもするのですが、このボツリヌス毒素には筋肉を弛緩させる働きがあるため、医療の現場でも使用され、美容においては、しわの改善に有効とされているわけです。
メスを使わずに施術が行われるのも、メリットのひとつですよね。 外科的な手術だと、傷跡が残るんじゃないかとか、後々、崩れてしまうんじゃないかとかちょっと不安に感じたりしてしまいます。
しかし、ボトックスでは、ボツリヌス毒素の性質を逆手にとって、注射器で注入することで表情筋を緩めて、しわを改善していくため、傷跡の心配が無いことも、手軽に行える理由のひとつでしょう。
表情筋が緩んでいるため、表情がわかりづらいことがあるのが、難点ではあります。 また、小顔にも効果があるようですよ。 効果は、約3〜6ヶ月程で、元に戻りますので、繰り返し注入する必要があるといえるでしょう。
日々のケアでは、もうどうにもならないけど、改善はしたいと思ったとき、若返りのプチ整形のことが思い浮かぶかもしれません。 そのとき、メスを使って永続的なものを手に入れるか、継続的に薬を使って、維持していくか、きちんと考えた上で選択しなければなりませんね。